2013.2.16 北陸本線 南今庄~今庄 3092レ(新潟タ発福岡タ行き貨物列車)
厳冬の日本海縦貫線。
夜を徹し、ひたすら風雪厳しい鉄路を走り続けてきた貨物列車。
吹雪が止んだ直後の静寂の凍てついた白銀の世界に冬のうたを奏でるように鼓動を響かせ翔けていく。
※先週は日本海縦貫線スジも遅延情報がなく定刻で運行している模様で、3096レのローピンヒサシ742号機に呼びよせられて、久しぶりに今庄へ。狙いは3096レと3092レ。
先月の長野行きの行路を思い出すと、なんと近くお手軽かと錯覚に陥ってしまいます。(笑)
雪の撮影のメッカとして有名な南今庄界隈、寝台特急日本海亡きあと、この界隈も閑散としてしまい、撮影者は週末でもゼロ、寂しくなったものです。
この今庄は鉄復帰前から、大雪のときはよく泊まりでドライブでよく訪れていて、(今は南越前町と町名が変わり、この南越前町は当時、河野地区など海岸沿いの町名であったので今でも馴染めません(-.-;))、雪の多さにはやはり惹かれてしまいます。3096レは雪好きでも参るほどの猛吹雪と見事なスカコキで撃沈。
そしてしばし休憩後、3092レ。待つ間、吹雪も強くなり、これもやはり撃沈かと思いましたが、吹雪が止んだと同時にトンネルからモータ音が響いてきました。そして美しい雪山や木立が姿を現し、それを背景に3092レが通過、なんとか収めることができました。(^_^;)この数秒後には今度は局所的に晴れてマンダーラ。
幸運にもわずかな好条件の瞬間を通過してくれました。
雷鳥や日本海亡きあと、初めて訪れた南今庄。その冬の魅力に改めて気づかされ、また新緑や紅葉の季節も貨物狙いだけでも再訪したいと思いました。
Kiroro/冬のうた
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- 2013/02/23(土) 10:57:34|
- 日本海縦貫線
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