鉄路の交響詩 ~第2章~

Eisenbahnsinfonie

オットーボイレン修道院  Kloster Ottobeuren


2017.7.3 ドイツ オットーボイレンにて 修道院と旧市街地
Kloster Ottobeuren am 03.07.2017.

 草原の丘陵地帯に突如現れた街と大聖堂。
近くの地下駐車場にクルマを収め、しばし観光とお土産を求めて散策することに。翌日と翌々日は鉄道撮影フルコースの予定なためお土産をゆっくりと買えるのは今日しかありません。(^_^;)しかしこの町、これだけすごい大聖堂があるからには観光地と思いきや小さくてお土産屋さんなるものは全くありません。観光地ではないようで買い物は諦めて、この大聖堂を観光することに。

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近づくと高い2つの塔。心なしか昨夏訪れたKempten(ケンプテン)の聖ローレンツ大聖堂に似たような印象を受けます。
違いは外壁の石積みのように見えるだまし絵が特徴的で聖ローレンツよりも鮮やかな気がします。

そして中に入ると
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なんと綺麗なフレスコ画と彫刻!しかも他の観光客はゼロ、いるのは地元の方と思われる礼拝者が数名程度。


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昨夏訪れた教会と同じく入り口付近にはパイプオルガン。

なんとこの教会、建造されたのが764年! 築1250年余り!
日本では名も知れぬ小さな町の宝物を見ることができてとてもいい思い出となりました。

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  1. 2017/09/28(木) 20:38:04|
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大草原に佇む大聖堂の街


2017.7.3 ドイツ オットーボイレンにて
Ottobueren am 03.07.2017.

2017年7月3日(月)
Hallbergmoos =(A92)= München =(A99)=(A96)= Erkheim = Ottobeuren = Durach

 昨夜の空港での一連のトラブルで孤独と不安が先立ち、ネガティブに目的地を設定。
結局ミュンヘンから近くて1年前に訪れたKempten(ケンプテン)近くのDurach(ドゥラッハ)の宿を予約。同じ場所なんてモッタイナイ気もしますが何しろ初めての一人での異国の地、土地勘がありホッと安心感が大きいというネガティブな理由でしたが、めったに行くことがないと思い昨夏選定したこの地方はドイツでも屈指の緑美しい牧草地帯でお目当てのBR218の客車列車やALEX客レが非電化区間ならではの開放的な雰囲気の屈指のロケーションを走り、撮影に適した場所も1年前の実績でそれなりに記憶にあるのは有利、いろいろな地方に行くのもいいけれど一つの界隈を知り尽くし自分の中で半日常化させるのも乙なものと思いこの地方を目指すことに。ロケハンがてらの田舎道の道中で突如、大聖堂が姿を現しました。

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  1. 2017/09/25(月) 21:51:35|
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HOTEL REGENTPARK


2017.7.3 ドイツ ハルベルグモースにて ホテルリゲントパーク
Hotel Regentpark in Hallbergmoos am 03.07.2017.

 宿へ着いたのは午後10時頃、日本時間だと明け方5時ということもあり体が時差についていけず覚醒してしまいあまり眠れませんでしたが、住宅街にあるきれいな宿で快適でした。ビジネス向けのホテルですが、日本のような高層ビルのホテルは大都市中心街や空港施設の中くらいでたいていはこのような三角屋根の可愛い建物なのがいいですね。それでいて防音がしっかりしていて他の部屋からの音が遮断されて静かな環境です。家族経営のこぢんまりしてフレンドリーな雰囲気も良く、しかも後で知ったことですが
日本語版のオリジナルHP=ミュンヘン空港のあるハルベルクモースに位置するエアポートホテル・リゲントパーク
があって、日本式サウナもあるとは、経営者の方が日本と何らかの関わりがあったのかもしれません。
ここで朝になってスマホのアプリで最終目的地の宿2泊分をようやく決めて予約、まるで国内と同じように気軽に宿をおさえることができるなんてスゴイ時代になりました。
到着翌日のこの日は三脚に万一のことがあった際に現地調達を行うための予備日で鉄道撮影の予定はなし、何もなければどこか観光でもしながら撮影地に向けての移動だけなのでゆっくりと美味しいブッフェ式の朝食を満喫。毎度のことながらこのドイツパンとハム・チーズが食べ放題のFrühstück(朝食)が楽しみですね。睡眠不足にもかかわわらず昨夜のような極度の眠気が襲う気配が不思議とないのでそれが来ないうちに早めに目的地周辺に着くように宿を出発しました。


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今回の相棒のAudi A3を出発前に記念撮影。いつものようにオートマで最安値の車種を予約したのですがこれで日本のコンパクトクラスと同額だから驚きです。日本ではこんな高級車まず運転することができないだけに、これはいい思い出となりました。ミュンヘンのクルマですがいつものことながらKennzeichen(ナンバープレート)はHH(Hansestadt Hamburg,ハンブルク)、レンタカー会社のドイツにおける本社があるハンブルクのナンバーとなります。

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  1. 2017/09/20(水) 18:58:06|
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アムステルダム経由ミュンヘンへ 



IMG_0373.jpg
2017.7.2 オランダ アムステルダム・スキポール国際空港
Flughafen Amsterdam Schipol am 02.07.2017.

2017年7月2日(日)
KIX1025=KL868=1500AMS1840=KL1799=2005MUC

10:25頃関空を出発し、11時間以上の空路の一人旅、ほぼ黙秘状態(苦笑)での長時間のフライトは辛いものがありますが、昔同じ程度の時間を青森から京都まで特急白鳥に同じく単身乗車で耐えた経験を思い出して過ごすことに(^_^;)。映画や現在位置情報などを見ることができる小型モニターが各席備え付けで機内食も2回あるので、白鳥よりは楽なような気がします。
長時間のフライトも何本かの映画で乗り切りようやく現地時刻15:00頃アムステルダムへと着陸、人生初のオランダ入りです。
ここでミュンヘン行きに乗継。まずはEU域内の航空機搭乗のための厳格な保安検査、つづいて入国審査へ。 ドイツへ行くのですがEU域内最初の到着地となるここで入国審査となります。オッサン一人なので怪しまれるかと思いきやひととおりのことを英語で聞かれて英語で返答。パスポートを返す際に日本語でアリガトウと挨拶してくれて穏やかな雰囲気でした。パスポートにはNL(オランダ)の印が押されドイツに行った証拠が残らないのはEUシェンゲン協定のなせるトリックですね。
機内や空港内の案内放送で聞くオランダ語、ドイツ語に近いかと思いきやそんな考えは甘く全くわかりません(TT)。
3時間40分の乗り継ぎ時間なので軽く食事をした後にミュンヘン行き搭乗口で長時間待ち、眠気がピークに達します。出発時刻近くになり搭乗客が集まってくると久々に聞くドイツ語の会話、端々が聞き取れるだけなのにになぜかホッとしてしまいます。
機内に入ると満席でしかも大きな荷物で天井近くのラッゲージスペースは満杯!CAに指摘されて預け入れに回される乗客もいたのには苦笑してしまいました。(後でなぜこれだけ無理してまで手荷物で持ち込む客が多いかを痛感させられることになるのですが。)18:40出発、わずか1時間20分の飛行ですがオランダチーズ入りの美味しいサンドイッチが機内食で出て大変美味しかったです。ドイツ行きの便ですが機内放送はオランダ語と英語のみでドイツ語がないのは意外でした。
薄暗い中、20:05ミュンヘン着。海外での乗継はロストバッゲージのリスクがあると聞いていたのですが座席のちょうど真下の荷物室から自分の荷物が2つとも運ばれて出てくるのを見て、よほどのことがない限り大丈夫と一安心。ところが受取場でスーツケースは受け取れたものの、三脚が出てこない。他の客に盗まれたのか、えっ!まさかのロストバッゲージ!よほどのことが起こってしまいました。もしもの時に備えて予備の旧い三脚をスーツケースに忍ばせてあるので今後の鉄道撮影スケジュールに支障はないのですが、そのもしもが起こってしまうと孤独感と疲労と時差による意識朦朧状態もあり、完全に打ちのめされてしまいました(-_-;)。
誰もいなくなった受取場で他便の荷物担当の方が親切にも荷物トラブルの窓口を教えてくれてそこへ行ったものの、なかなか言葉が通じず渡されたのは発見時の返送手続きの書類。納得がいかないので、飛行機の窓からその荷物が送り出されたのを目撃したことを説明し、Diebstahl(泥棒)!と単語だけ発したのが、他の乗客による盗難事件を意味したつもりなのに自分の会社を泥棒扱いされたと思ったのか、ここミュンヘン空港で目撃したということが伝わりようやく重い腰を上げて探しに行ってくれました。しかし待てども戻ってこない、日本時間ではすでに明け方の4時ごろで眠気はピーク、意識朦朧であきらめて明日にでも再び寄ろうかと1時間ほど待った頃に驚くことにあの三脚持参で登場!その場に居合わせた他の2名の乗客の紛失荷物も戻ったようで今までのお通夜のような悲壮な雰囲気が一気に安堵と喜びに変わりました。Wunderbar!Danke!とお礼を言い急ぎ足でレンタカー窓口へ。これがまた遠いところにあってもうクタクタ。
レンタカーをピックアップし、まともな操作方法もわからないまま右側通行の夜道をフラフラになりながら運転。夜道で不慣れさも相俟って何度か進路変更しようとして他車と接触しかけたのは今でも思い出すとゾッとします。(-_-;)予約してあった空港近くの宿へ、何とか無事到着できました。

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  1. 2017/09/17(日) 08:51:49|
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そして再び


2017.7.2 大阪・関西国際空港にて KLMオランダ航空868便 B787-9 
KL868 von Osaka nach Amsterdam. B787-9 in Osaka-Kansai Flughafen (RJBB) am 02.07.2017.

 地球の裏側の天気を読み解く、そんなことが果たしてできるだろうか。

以前はバリ順の日本海やトワイライト、北斗星を夢見て天気分析を慎重に行ったうえでの直前手配で東北や北海道によくスクランブル発進したものです。LCCの普及のおかげでこうしたことが容易になり、同じように緊急渡道や弾丸遠征が一年のビッグイベントでこれを最も大きな楽しみとしていた鉄ちゃんも多かったはず。今やそこまでして撮りたい列車も皆無となった現状の中、思いを募らせたのが欧州遠征(^_^;)。昨年夏のドイツ旅行ですっかりその魅力の虜となってしまい、状況が許せばあわよくばと思っていました。
一度きりの人生、行けるうちに行っておかないとということで仕事が空けられる時と晴天がシンクロしそうな頃合いを慎重に見計らって、出発4日前にミュンヘン往復航空券を予約、さすがに昨夏と同じ便は高騰して手が出ませんでしたが、航空会社と出発日によっては直前でも格安な正規航空券が残っているのは驚き、いい時代になりました。航空運賃・宿代・飲食費・レンタカー・お土産を含めたトータルコストは過去に何度も行ってきた北海道遠征4回分くらいに相当といったところ。夜行客車列車が在りし頃は、北海道で年10回以上渡道という強者にも数多く遭遇したので撮り鉄にとっては年1回あるいは2年に1回の欧州行きはこれからの持続可能な選択肢かもしれません。
とはいうものの急かされるように空席残りわずかの表示の航空券購入のボタンを押したと同時に期待はとてつもない不安と重責へと豹変、初めての単身での海外でしかもあまりの突拍子もなく大胆な賭け事にまだ出発前というのにホームシックと重いプレッシャーの症状に襲われて、高いキャンセル料を払っていっそのこと楽になろうかと何度も思ったことでしょうか。本当に精神的に弱すぎて情けない限りです。
何とか持ちこたえて、出発当日の朝、関空へ到着。なんとかアムステルダム行きのオランダ航空機内の席へたどり着くことができました。今まで4回の渡独はすべてルフトハンザ直行でのフランクフルト往復。人生初の海外1人旅、しかも初めて他のフライトでしかも他国での乗り継ぎ(関空からミュンヘンへは直行便がないので乗継は避けれないのですが)。しかもこの時点でミュンヘン到着・出発のための空港付近の宿は予約していたのですが、間の2泊はまだどこに行くか迷っており未定(^_^;)。とりあえずは離陸し日本脱出、4泊6日の弾丸遠征のスタートとなりました。

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  1. 2017/09/14(木) 20:00:23|
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凱旋 3057レ


2013.9.9 室蘭本線 長万部~静狩 3057レ(隅田川発札幌タ行き貨物列車)
GZ3057 von Tokio nach Sapporo. D-LOK: DF200-9 auf Muroran-Strecke zwischen Osyamanbe und Shizukari am 09.09.2013.

 朝の北の大地。

 延々とつづく一直線に敷かれた鉄路。

 夜を撤し走り続けてきた走者が威風堂々と凱旋していく。


♪ 平原綾香「威風堂々」

(多忙と興味喪失で気が付けば2カ月以上もカメラを手にしていません。(-_-;)なので、ちょうど4年前のこの時期を思い出してみました。初秋の北の大地は空気もクリアで光線状態も抜群、この頃はよく天気を分析してトワ・カシ・北斗星狙いに前日手配で弾丸遠征ってなことをよくやっていました。カシとトワの続行の後、しばらく空いた時間に貨物、運よく赤スカの登場。この時はいつもと違いせっかく高価な函館便にしたのにお目当ての大沼バックの貨物を狙うもこちらは雨が降るほどの天候悪化で不戦敗だったものの、ここでの3本の夜行客車列車がすべて激Vで充実した撮影行きとなりました。鉄道と国道が並行して海に沿って約10km殆ど直線がつづくこの区間の風景は圧巻で今でも忘れられない場所です。)

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  1. 2017/09/10(日) 21:50:49|
  2. 北の大地の交響詩
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プロフィール

Nachtzug

Author:Nachtzug
四季を駆ける鉄道の姿を紹介しています。
Nachtzug(ナハトツーク)
=ドイツ語で「夜行列車」
機材:PENTAX K-5Ⅱ


受賞・掲載歴

鉄道ダイヤ情報フォトコンテスト 銅賞受賞

岩佐美咲「無人駅」大ヒット御礼フォトコンテスト入賞

2009/2010/2013/2015/2017年貨物時刻表フォトギャラリー掲載

2014年貨物時刻表カレンダー掲載



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