鉄路の交響詩 ~第2章~

Eisenbahnsinfonie

年越しに向けて 3088レ


2016.12.16 伯備線 黒坂~上菅 3088レ(伯耆大山発西岡山行き貨物列車)
GZ3088 von Houki-Daisen nach Okayama-West.E-LOK:EF64 1011 bei Hakubi-Strecke zwischen Kurosaka und Kamisuge am 16.12.2016.

 師走の夕刻。

 しばらく止んでいた雪が再び強く降り出す。

 新たな年に向けて厳しい道のりを黙々と越えていく。


♪ 冬のうた

(夕方の3088レの時刻になるとそれまでの穏やかな天気が一変、ふたたび雪が強く降り出しました。秋には6両だったこの列車も年末に向けての輸送量増大でいつもより多い9両で荷物満載。このあとの追っかけを含め今年最後の撮影となりました。
思い返せば伯備線に始まり伯備線に終わる2016年となりました。こと旅客分野においては旧来の方式である客車列車の完全消滅、新幹線への移行、超高額ツアー列車の運行など自分の期待とは正反対のベクトルを向いており日常の持続可能な撮影対象としての関心を失っていく中、以前傾倒していたドイツに10年ぶりに訪問することができ、初めて夢に見た鉄道撮影ができたことも今年の最も深い思い出となりました。鉄道だけでなく、現地で出会った風景や人々の寛容な心に癒され、忘れていた「彼の地への思い」が再び蘇ることとなりました。)

これにて2016年最後の更新とさせていただきます。
最後になりましたが、今年1年、格別のご愛顧を賜り誠にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
来る新年が皆様にとって健康とご多幸に恵まれた年になることをお祈りして今年最後の挨拶とさせていただきます。
それではどうぞよいお年をお迎えください。
Der leztze Artikel 2016.  Guten Rutsch ins neue Jahr !


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  1. 2016/12/30(金) 08:10:32|
  2. 伯備線
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冬旅への祝福 3084レ


2016.12.16 伯備線 根雨~黒坂 3084レ(伯耆大山発西岡山行き貨物列車)
GZ3084 von Houki-Daisen nach Okayama-West.E-LOK:EF64 1021 bei Hakubi-Strecke zwischen Neu und Kurosaka am 16.12.2016.

  雪に彩られた山あいの鉄路。

  冬の嵐の後の静寂。

  束の間の日差しが白銀の世界を演出し、冬の旅の前途を祝福する。

  
♪ Vanessa Mai - Ein Engel in der Weihnachtszeit

(続いて午後の部の3084レをいつもの場所で。この頃になると雪も結構溶けてきましたが、うれしいことに通過時に陽が差してくれてくれました。)

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  1. 2016/12/27(火) 20:25:37|
  2. 伯備線
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雪の夜明けを越えて 3081レ


2016.12.16 伯備線 黒坂~根雨 3081レ(岡山タ発伯耆大山行き貨物列車)
GZ3081 von Okayama nach Houki-Daisen. E-LOK:EF64 1021 bei Hakubi-Strecke zwischen Kurosaka und Neu am 16.12.2016.

 冬を迎えた山間の鉄路。

 深夜から降りつづく雪で白銀の世界へと変わる。

 暗闇を走り続けてきた旅人が厳寒の夜明けを越えていく。


♪ 広瀬香美 / promise

(この12月、西日本は全く雪がなく未曾有の温暖な昨シーズン以上の暖冬。しかしこの日、隣の大国の国家元首がモスクワから寒気という手土産をもってきてくれたのか(笑)、山陰の山間部は見事な大雪に。道中は最初雨で温暖な最近の冬を物語るものでしたが真庭付近から雪景色へと一変、この冬初めて見る雪降る銀世界に心躍らせてしまいました。
毎回雪の朝は上石見で3082レを選択しますが、今回は趣向を変えて短編成しかもスカコキの多い3081レがひょっとして年末前で満載かもしれないと淡い期待を抱いて狙うことに。嬉しくも望みどおりにフルコンで登場、しかも着雪のオマケ付でこの冬のファーストカットとなりました。)


Frohe Weihnachten !
Merry Christmas, どうぞよいクリスマスをお過ごしください。


♪ Vanessa Mai - Ein Engel in der Weihnachtszeit

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  1. 2016/12/24(土) 09:35:37|
  2. 伯備線
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世界遺産ヴィース教会  Wieskirche


2016.8.2 ドイツ シュタインガーデンにて ヴィース教会
Wieskirche in Steingaden am 02.08.2016.

 つづいて車で30分ほどのヴィース教会へ。
 1754年に建てられた築250年ほどの教会で1983年にユネスコの世界遺産に登録されました。
 さきほどのノイシュヴァンシュタイン城とは違って観光客もまばら、牧草地に佇む荘厳なカトリック教会の雰囲気の外観ですが、
 中に入ると
IMGP0967.jpg

祭壇
IMGP0972.jpg

そして天井には
IMGP0991_2016122121015994b.jpg
これはドーム天井に見えますが、じつは平面に描かれた壁画でドームのように見える驚異的な技法です。

後方入り口にはパイプオルガンも
IMGP0978.jpg

そして牧場側からの外観
IMGP0997.jpg

 あまりの荘厳な雰囲気に圧倒されてしまい、心洗われるような時間を過ごすことができました。

 これにてこの日の予定は終わり、宿へと戻りました。10日間の行程の5日目が終了です。

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  1. 2016/12/22(木) 19:50:04|
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ホーエンシュヴァンガウ城  Schloss Hohenschwangau


2016.8.2 ドイツ ホーエンシュヴァンガウ城
Schloss Hohenschwangau am 02.08.2016.

駐車場に戻る直前、空も青くなり日も差してきたのですぐそばにあるホーエンシュヴァンガウ城を撮ることに。
こちらは1832年、マクシミリアン2世が12世紀に建設されたシュヴァンシュタイン城を改築したもの。先ほど出てきたルートヴィヒ2世が幼年時代をここで過ごしたとのことです。駐車場や土産店の点在するアルプ湖を谷として両側に白いノイシュヴァンシュタイン城
と黄色いこのホーエンシュヴァンガウ城が対峙しているようでとても印象的です。
そして駐車場に入る車の列で渋滞していたのですが、そこを抜けると閑静な風景が。あちこちで路肩に駐車して皆さん撮影に興じています。なるほど、振り返ると先ほどのノイシュヴァンシュタイン城が。ということで適当な場所に止めて一枚。
IMGP0964.jpg
2016.8.2 ドイツ シュヴァンガウ コロマン通りにて
Aufnahme bei der Colomanstrasse in Schwangau am 02.08.2016.

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  1. 2016/12/20(火) 20:15:05|
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ノイシュヴァンシュタイン城  Schloss Neuschwanstein


2016.8.2 ドイツ シュヴァンガウにてノイシュヴァンシュタイン城
Schloss Neuschwanstein in Schwangau am 02.08.2016.

 アルプ湖から馬車に揺られて10分ほどで降車場に到着。さらに10分ほど徒歩で上ると、ここに到着。
有名なノイシュヴァンシュタイン城です。城内の見学はそれこそ数時間待ち(時間指定のチケットが先ほどのアルプ湖近くのチケットセンターで発券されます)という状況はかねてからわかっていたことと城内は前回に観光したこともあり(娘は初めての訪問ですがそこまでして見たいとは思っていないことも幸いして(^_^;))、今回は外観を眺めることに。15年ほど前の訪問時には余裕ですぐに城内観光も楽しめ、しかも閑散としていたのがまるで絵空事のようです。
このノイシュヴァンシュタイン城、カリフォルニアにあるオリジナルのディズニーランドのモデルになったことで有名ですが、1886年とドイツでは比較的新しく、時のバイエルン国王ルートヴィヒ2世が何かに憑りつかれたかのように各地に建てた豪華なお城の一つ、この建設ラッシュで財政破たんに陥り、最後はシュタインベルク湖で謎の死を遂げた話が有名です。
本当はマリエン橋から広大な風景をバックに城全景を眺めたかったのですが、あいにく工事中とのことで残念ながら近くから眺めることに。

IMG_0111.jpg

この場所から後ろを振り返ると、広大な風景が広がっています。
IMGP0960.jpg


そして下山の途中、
DSCN2119.jpg

IMGP0961.jpg
2016.8.2 ドイツ シュヴァンガウにてレストランシュロスヴィルトシャフト
Restaurant Schlosswirtschaft in Schwangau am 02.08.2016.

ここで早めの昼食をとり、徒歩で駐車場に戻ります。

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  1. 2016/12/17(土) 17:18:14|
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アルプ湖  Albsee


2016.8.2 ドイツ ホーエンシュヴァンガウにてアルプ湖
Albsee in Hohenschwangau am 02.08.2016.

 曇天に佇む湖。

 背後に険しい山稜がそびえ、荒涼とした風景を演出する。


(この夏のドイツ旅行記を再開します。
10日間の行程の5日目となる8月2日。天気も芳しくないですが、宿から小一時間ほどのこの場所へ。ここは世界的に有名な観光地なので、至近の駐車場が満車となることが予想されたためアサイチに現地入り。帰るころには駐車場待ちの長い列ができていたのでこの判断は正解でした。それにしてもこの時間で結構な観光客、しかもその大多数はあの国の方々~苦笑
じつはここは初めての訪問ではなく、今回2回目。15年ほど前に訪れたときは、日本人観光客も多数いて円での支払い可能と日本語の表記のあった土産店もあったのですが、今やそんなものは全く見当たらず日本人も皆無、凋落というか時の流れを感じてしまいました。


IMG_0104.jpg
徒歩で散策路を登っていくこともできるのですが、せっかくなのでこの馬車に乗って上に到着。


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  1. 2016/12/15(木) 19:27:07|
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秋との別れ 3084レ


2016.11.18 伯備線 岸本~伯耆溝口 3084レ(伯耆大山発岡山タ行き貨物列車)
GZ3084 von Houki-Daisen nach Okayama. E-LOK:EF64 1019 bei Hakubi-Strecke zwischen Kishimoto und Houki-Mizoguchi am 18.11.2016.

 秋との別れ。

 鉄路の傍らに実る柿の実と紫の花がその旅立ちを見送る。

 もう会えないかもしれぬ季節に惜別の言葉を遺して翔けていく。


♪ 平原綾香/別れの曲

(この秋の撮影分、最後に伯備線のロクヨンを。
この日は山陽で貨物の予定だったのですが、瞬く間に雲が覆いかぶさりどうしようもない状態に。(TT)
衛星画像を見ると日本海側は晴れて天気もしばらくもちそうしかも順当にいけば3084レが国鉄色の1019号機。高速代の出費はイタイですが背に腹は代えられぬということで急きょ予定を変更し北上。蒜山付近からそれまでの曇り空が幻であったかのように見事な快晴、この季節には珍しい逆転現象でした。前回撮った柿の木と紫の花が咲いているこの場所で待つことに。国鉄色なら普段流れる情報も全くなくひょっとしてウヤかとヒヤヒヤしましたが、国鉄色登場。見事なスカコキラッシュには参りましたが、やはりこの色合いはいいものです。相次ぐ国鉄色64の休止で唯一の原色64貨物機となった1019号機も先日、3カ月に及ぶ伯備線運用から退き稲沢に戻りました。長くても来年3月の検査期限までの活躍といわれているだけにもう伯備線に戻ることはないことが予想され、これが国鉄色64とのお別れカットとなるかもしれません。)

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  1. 2016/12/10(土) 09:02:39|
  2. 伯備線
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秋の終わりへ 神戸電鉄


2016.12.3 神戸電鉄 三田線 神鉄道場~道場南口 三田発新開地行き普通列車
Regional Bahn von Sanda nach Shinkaichi(Kobe Stadt-mitte). Serie 1350 auf Kobe-Dentetsu Bahn Sanda-Strecke zwischen Shintetsu-Doujou und Doujou-Minamiguchi am 03.12.2016.

 秋も終わりを迎える。

 赤く染まった山がそのラストメッセージを川に映す。

 来る冬に向けて旅がつづく。


(先週に引き続きココで束の間の撮影。前回はまだ紅葉には早かったようでしたが、今回は本格的な見頃となりました。)

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  1. 2016/12/08(木) 21:05:47|
  2. 私鉄
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晩秋の大河に沿って 73レ


2016.12.2 山陽本線 和気~熊山 73レ(大阪タ発高松タ行き貨物列車)
GZ73 von Osaka nach Takamatsu. E-LOK: EF210-304 bei Sanyo-Strecke zwischen Wake und Kumayama am 02.12.2016.

 晩秋の最終章。

 赤く染まる山と大河の狭間の鉄路。

 長大編成の貨物列車が西に向けて旅をつづける。


♪ Beethoven: 7. Sinfonie ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Andrés Orozco-Estrada

(つづいて年甲斐もなく崖登りをしてココへ。(^_^;)日頃の運動不足が祟って、息絶え絶えでの現着ですがその労を報いてくれるような壮大なスケールの風景が広がっています。この時刻になると自らいる山の影が迫って構図をやや上向きに。そのおかげで右側の山の紅葉を多めに取り入れることができました。おまけにいつもは交通量の多い堤防道路も本命カットでは遠くの影に軽トラが1台というまたとない絶好のコンディション。EF210でも青に黄帯のこの300番台の配色は北斗星色に近いものがあり格別です。いつもは季節感のない右側の山もこのときばかりは赤く色づき、晩秋らしい風景にそれまでの疲れが癒されました。)

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  1. 2016/12/06(火) 20:00:14|
  2. 東海道・山陽線
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紅葉の鉄橋を越えて 8053レ


2016.12.2 山陽本線 熊山~万富 8053レ(東京タ発福岡タ行き貨物列車)
GZ8053 von Tokio nach Fukuoka. E-LOK: EF210-161 bei Sanyo-Strecke zwischen Kumiyama und Mantomi am 02.12.2016.

 晩秋から初冬へ。

 大河の傍らで山が赤く染まりゆく。

 紅葉に彩られた鉄橋を越えて長い旅をつづける。


♪ Schumann: Klavierkonzert ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Khatia Buniatishvili ∙ Paavo Järvi

(一度はこの季節に訪れたかった万富鉄橋。暦ではすでに冬ですが、温暖な場所柄か意外にも今が紅葉のクライマックスを迎えていました。)

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  1. 2016/12/03(土) 10:34:45|
  2. 東海道・山陽線
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プロフィール

Nachtzug

Author:Nachtzug
四季を駆ける鉄道の姿を紹介しています。
Nachtzug(ナハトツーク)
=ドイツ語で「夜行列車」
機材:PENTAX K-5Ⅱ


受賞・掲載歴

鉄道ダイヤ情報フォトコンテスト 銅賞受賞

岩佐美咲「無人駅」大ヒット御礼フォトコンテスト入賞

2009/2010/2013/2015/2017年貨物時刻表フォトギャラリー掲載

2014年貨物時刻表カレンダー掲載



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