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鉄路の交響詩 〜第2章〜

Eisenbahnsinfonie

舞い散る雪の中を終着へ   あけぼの


2010.1.23 奥羽本線 津軽新城 2021寝台特急あけぼの



 舞い散る雪の中、上野発の唯一の夜行列車寝台特急あけぼのが津軽を駆ける。

 雪の青森駅、終着までもうすぐである。
 



 青森駅から弘前方面へと向かう。

 後続の2021レ寝台特急あけぼの号を撮影したいからだ。

 今回の4001レ寝台特急日本海の旅が無事定刻で走ってもらいたかったのはこのためだ。

 奥羽本線の上り普通はしばらくないのでタクシーに。

 去年の6月はレンタカーだったが、手続きにかかる時間と雪質の違う北日本の雪道を考えると

 タクシーが最適と判断。

 去年6月に行った新城付近の陸橋カーブを目指したが、降雪確率50%なので晴れ間が出ると

 ド逆光になるのと、あけぼのをストレートで撮ってみたいということ、そしてタクシーのメーター

 が思ったより高額になったので、背景はもう一つだが津軽新城駅ホーム先端へ。

 この駅、ホームの先端まで除雪が行きとどいて、本当助かる。

 雪が降っているが、乾燥した雪で気温も氷点下なので、カメラにつくこともなく、敦賀近辺の

 ベタ雪に難儀している身にとっては、 降雪のわりには非常に楽~~笑。

 やがて前方の踏切が鳴り出すと同時に雪が強くなりだした。

 そして2灯のヘッドライトが見えて、雪を蹴立てて雪まみれの2021レ寝台特急あけぼの通過!

 最後の日本海乗車記念の思いがけない青森土産となった。


 ここから普通列車に乗り青森駅へ。青森から特急つがるに乗り三沢、三沢空港からJALで帰途についた。

 

 

 
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  1. 2010/02/06(土) 20:14:03|
  2. Y寝台特急日本海号冬の旅路2010
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最終章  雪降る終着駅へ







①~⑤2010.1.23 奥羽本線 青森 4001寝台特急日本海
⑥            奥羽本線内4001レ車内


①大阪から1023.5km、終着駅青森到着、カマに凍りついた雪が冬の旅の厳しさを物語る。
②到着後、すぐにカマが切り離される。
③千km以上にわたり風雪の鉄路の主役を務めたEF81-48号機、いい思い出をありがとう!
④カマの離れた24系客車、4001レの旅が終わる。
⑤最後尾1号車と青森ベイブリッジ、これが寝台特急日本海乗車の最後の姿。
⑥向かいの空席の窓から見える雪景色、これが冬旅の楽しみ。




 大館駅到着、ここで前日予約した駅弁鶏めしを受け取る。

 弁当ひとつ販売のために、この寒い中をわざわざ届けてくださるおばちゃんには本当感謝!

 ここの駅弁は何か本当心のこもった味がして、この寒い中でも温かみもある美味しさ。

 本当にほっこり、この朝食を食べながら、雪景色を見るのは最高の旅。

 やがてトンネルを抜け、シラジンとおぼしきお立ち台には、この雪降る寒い中、

 3名ほどの同業のかたがおられたので思わず労をねぎらって手を振る。(^_^;)

 この先、津軽湯の沢駅や大釈迦駅にも同業の方がおられるのを見ると、みなさん

 東北ブルトレに対する危機感が高まりつつあるのかもしれない。

 大鰐温泉を過ぎ、最後の停車駅弘前を出る。すれ違う列車はどれも雪が凍りついて、

 これは関西ではまず見られない光景だ。

 車窓には小雪が舞っていて一面の銀世界を突き進む。遠くに見える山々は雪雲に隠れて見えない。

 そして、新幹線開業工事も終盤の最後の通過駅、新青森を通過。

 やがてハイケンスのセレナーデが鳴り、旅の終わりを告げる車内放送が響く。

 そして、何度もポイントを渡り、大きく揺れながら終着駅、青森へ到着。

 折り戸がパタッ開き、4001レ寝台特急日本海の旅が終わった。

   *    *    *

 あの有名な演歌のとおり、青森駅は雪の中~~♪

 ここは、本州の線路の袋小路だ、北に向かう線路はもうない、海へ落ちるだけだ。(太宰風~爆)

 去年の6月と9月にここへ降り立ったが、明らかに雰囲気が全く違う。

 やはり雪の中の青森駅は独特の雰囲気。雪が降っているのに湿り気のないピンと張りつめた

 寒い空気が、昔何回もここを訪れたときの記憶を蘇らせる。

 降りるとすぐに前方のほうへ記念撮影へ向かう。ここは到着するとすぐに機回しのため、カマ

 が切り離されてしまう。カマの顔は雪まみれ、日本海縦貫線の旅の厳しさを物語る。

 別れを惜しむように何枚も何枚も撮り続けた。

 やがてカマが切り離され、去ってゆく。

 そしてホームに残された青い客車をじっくりと眺めながら後方へ。

 後ろのオハネフも雪まみれとなって凄い状態に。これから運転所引き上げのための連結作業に

 備えて作業員の方が凍りついた雪をハンマーで落としている。

 雪まみれになったオハネフを何枚か撮った後、跨線橋に上がったが、本当に名残惜しく、

 もう一度ホームに戻りもう一度撮影。後ろ髪を引かれる思いで出口に向かった。


※2010年1月22日発4001レ寝台特急日本海 編成


↑青森
 EF81 48[敦]
 カニ24 112
⑫オロネ24 4     (乗車車両:A寝台12号車1番下段)
⑪オハネフ25 201
⑥オハネ24 19
⑤オハネ24 44
④オハネフ24 15
③オハネ25 151
②オハネ25 32
①オハネフ24 23
            盛アオ

 
 
  1. 2010/02/01(月) 21:54:26|
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第4章 雪の朝を迎えて





①~③2010.1.23 奥羽本線 秋田 4001寝台特急日本海
④            4001レ車内 奥羽本線 大館到着前 


 新津駅を出るといよいよ羽越本線。

 単線区間なのか揺れが大きくなったような感じ。窓の外は雪、雪、雪。

 降り方も結構きつくなって、夜の闇に白い大地が映し出される。

 車体に屋根に叩きつけるように雪音が響くのも雪ヲタにとっては最高の旅路。

 1時間ほど起きていたが、また眠くなったので横になりしばらく眠りまた起きるの繰り返し。

 この羽越本線、強風になると大幅遅延を出すボトルネックとなっているが、順調に走っているよう

 なので遅れは生じていないと予想。

 そして小雪舞う中、5:35定刻に銀世界の秋田到着。

 ここで5分停車。外に出るとツンとした冷気が迎えてくれる。ホームにも雪がうっすらと積もり、

 蛍光灯に銀世界が照らし出される。雪を訪ねて8百キロ~~笑、やっと逢えた、そんな気分。

 雪質もサラサラしていて、明らかに今庄などの西北陸の雪質とは全く違う雪。

 カマの顔を見ると、羽越の旅の厳しさを物語るかのように、サンタ状態に。。。笑

 秋田を出発し、奥羽本線に入り、夜が明けると一面の銀世界をひた走っている。

 しかも、期待していなかった降雪。天気予報が曇り時々雪50%に変わっている。

 こうなると、マッキーの北風がリピート~~笑

いつもながら、この瞬間が日本海の冬の旅の最高のプレゼントと思う。

 窓も跳ね上げた雪が付着して、冬の旅の厳しさを物語る。

 鷹ノ巣到着前に、おはよう放送があり、車内の灯りが再びともり、夜行列車の朝を迎える。

 

 

 
  1. 2010/01/30(土) 21:26:37|
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第3章 雨から雪へ





①2010.1.22 北陸本線 加賀温泉 4001寝台特急日本海
②          南今庄通過!
③          金沢駅停車
④          金沢駅発車、寝台特急北陸との永遠の別れ




 敦賀駅到着。わずか数分停車なので外にも出れない。昔、日本海3号に乗ったときはここで
カマ交換があって長時間停車で、それが楽しみだった。
そういえば、昔、その停車中に泥酔した乗客のオッサンがデッキをトイレと間違えたのか、閉まった扉に向かって放尿しているのを偶然目撃、即車掌に通報したのも今となっては冷や汗ものの笑える思い出。

 敦賀を発車後、すぐに北陸トンネルに入る。そして長いトンネルを抜けると、そこは雪国だった。~笑
昔、日本海でここを通ったときも南今庄だけ雪があって、これから積雪が増えると期待していたのになくなる一方でガっガリした覚えがある。やはり、ここだけは積雪があるのは流石!
雪の南今庄通過の様子もしっかりと記録できてよかった。

だんだんと雪が少なくなり、雪のない福井駅に到着。どうも雪ではなく雨模様。

福井発車後、県境の牛の谷付近で屋根を叩く水滴の音が大きくなったので車窓を見ると、霙に変わっていた。しかし石川県に入り、標高が低くなるとまた雨。

そして小雨の降る加賀温泉駅に到着。ここでまたしてもサンダバ、それも大阪55分後後発に道を譲るため5分停車。各駅停車時間の短い4001レにとっては貴重な撮影タイム。

外へ出ると驚いたことに4名もの撮影者がカマの前に集まっていた。6月に乗車したときは全くいなかったのに、北陸号と間違えているのか???

何とかバルブを納めて再び車内へ。そしてほどなくして定刻に金沢到着。
隣には北陸の回送が停車中。
北陸・能登の廃止で連日激パとなっているようで、鈍行はくたかさまも参戦しているとのことで、降りて軽く手を振ったが結構な人出でたぶん見えなかったことでしょう、すみません。。。
隣のカニではなにやら荷物の扱いをしているようで、貴重な光景。
短い停車時間で北陸号の回送のことをすっかり忘れてしまい、撮り損ないました。
動き出してから、その存在に気付き、慌ててカメラ。おそらくこれが自分の見る北陸号の最後だろう。

金沢発車後、すぐに減光。それからおやすみ放送。翌朝、鷹ノ巣到着前まで放送中止の旨の案内がある。
しばらくみぞれ模様の車窓を楽しんでから、眠くなったので寝台に横になる。

知らないうちにウトウトしてきて、停車の衝撃で目が覚め、キハ52を見ようと外を見るとすでに糸魚川は過ぎていて直江津。~汗
外は本格的な雪降りで銀世界に、これが4001レ乗車の最高のサプライズ!

直江津を出ると街灯が舞い散る粉雪を照らし、幻想的な夜景が広がる。

このまま夢中になると全く眠れなくなるので、そこは抑えて再び横になる。~~笑

そして、大地震の夢で目が覚めると、停車する時の衝撃で、そこは深夜の雪で真っ白な新津駅。
  1. 2010/01/28(木) 21:04:38|
  2. Y寝台特急日本海号冬の旅路2010
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第2章 ひたすら北へ北へ。。。








2010.1.22 4001寝台特急日本海車内
①②乗車した12号車A寝台車内
③A寝台にある喫煙コーナー、談話室の意味合いもあってガラガラのときは気楽に使える。
④⑤B寝台車内
⑥おごと温泉通過!
⑦近江塩津運転停車。





 大阪駅を17:47に発車。

 揺れる車内を指定された寝台へと向かう。寝台はA寝台12号車1番下段、進行方向右手一番前に位置する。ここはトイレ・洗面所のすぐそばで何かと便利なので空席の中から指定させてもらった。
すぐにハイケンスのセレナーデの電子音が鳴り、車内放送。詳細は新大阪を出てからといつものパターンの放送がされる。このハイケンスのセレナーデは実に旅情を誘い、夜行列車に乗っているのだという実感が湧いてくる。3月に富士はやぶさに乗車した際は、最後ということでファンサービスなのか各駅ごとに鳴らしてくれたが、今回は大阪発車と青森到着のみであった。
A寝台下段は窓が独り占めでき、寝ながらにして車窓を味わえる、ぐうたらな(笑)自分にとっては個室寝台よりも最高の場所である。
新大阪発車後、複々線の見慣れた街の夜景の中を、ときおり快速などと並走しながら順調に走る。
いつもはあちらに乗ることが多く、勝手ながら優越感と寝床が丸見えになる恥ずかしさが交錯して、つい白地のカーテンを閉じてしまう。それにしても客車独特の重厚な揺れと轍の響き、そして時折聞こえてくるカマのモータ音が聞こえてきて最高のハーモニーを奏でてくれる。
京都到着前に検札。
検札が終わったので京都発車後、車号記録がてら後方のB寝台を巡回する。
どの車両も気の毒なほどガラガラ。乗車率にして2割程度といったところか、前回6月に乗車したときよりも明らかに少ない悲惨な状況。。。
やはり鉄以外のまともな乗客は冬に頻発するウヤや大幅遅延に懲り懲りして逃げて行ったのかもしれない。じつは廃止したがっているかに見えるJRの意図するところなのかもしれない。

最後尾の1号車から流れる夜景を堪能。湖西線は高架が多いので琵琶湖沿いに広がる夜景がきれいに見えて夜行列車の旅を演出してくれる。昔、ここを通過した時、雪が降ってきてすごくうれしかったのも思い出、夜の湖西線の旅がよみがえる。

そして再び自分の寝台に戻り、夕食。
車内販売はないので、大阪で仕入れた郷土料理を。
メニューは・・・551の蓬莱の豚まん4個+おにぎり+サラダ~~~笑

20年前の受験失敗記念旅行でも日本海のA寝台で食べた味が忘れられず、最後の乗車晩餐は
これしかないと決めていました。~~笑

前回6月乗車のときは551が大阪駅改札内から撤退したのを知らずに、結局コンビニ弁当というわびしい結果もあり、今回リベンジ!日本海で食べる551は美味しい~~~~。

その間にも列車は北へひた走り、永原のあたりから線路脇が白くなりはじめ、こんもりと雪の積もった近江塩津で6分の運転停車、しらさぎとサンダバに道を譲る。

近江塩津発車後、いつもお世話になっている新疋田通過。やはり予想通りというか雪が相当溶けている。
枕木部分には全くなく、線路脇にかろうじて残っている程度。

そして、カマの家の運転所を右手に見ながら19:41敦賀に定着。
  1. 2010/01/27(水) 22:47:21|
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Nachtzug

Author:Nachtzug
四季を駆ける鉄道の姿を紹介しています。
Nachtzug(ナハトツーク)
=ドイツ語で「夜行列車」
機材:PENTAX K-5Ⅱ


受賞・掲載歴

鉄道ダイヤ情報フォトコンテスト 銅賞受賞

岩佐美咲「無人駅」大ヒット御礼フォトコンテスト入賞

貨物時刻表フォトギャラリー掲載

貨物時刻表カレンダー掲載

鉄道貨物協会QUOカード写真採用

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